馬プラセンタの質で選ぶ

馬プラセンタの質で選ぶ上質な馬プラセンタですが、さらに品質のよいものを選ぶならサラブレッドのプラセンタを選びましょう。サラブレッドとは、競馬用に品種改良された馬のことをいいます。徹底的に(thorough)管理された血統(bred)という意味で、選ばれた良い血筋の馬を代々かけあわせ、早く走れるように人によって育てあげられた馬をいいます。もともと、よい血筋であることに加えて食事や運動、生活などがきちんと管理された馬のプラセンタですから、プラセンタの質が一般の馬よりもよいのと同時に安全性にも優れています。ただし、サラブレッドの中にもいろいろな馬がいます。飼育環境はどうか、馬の品質はどうかなどを確認することをおすすめします。

抽出方法で選ぶ

よいプラセンタにこだわるなら抽出方法も大事です。プラセンタ効能、効果が左右されるといわれていますから、抽出方法は必ずチェックしておきましょう。
主に次のような方法があります。

  • 酵素分解法…プラセンタの細胞壁と特定の酵素を反応させて抽出する
  • 加水分解法…酸を加えてたんぱく質を分解して抽出する
  • 分子分画法…フィルターを通過させてプラセンタを抽出する
  • 凍結融解法…胎盤を凍らせて抽出する

おすすめの方法は、酵素分解法と凍結酵素抽出法(凍結融解法+酵素分解法)です。酵素分解法は抽出率が高く成分を傷つけることが少ない方法、凍結酵素抽出法は低コストで簡単にでき、かつ酵素分解法の利点もあります。この2つが馬プラセンタの栄養成分を失わないベストの抽出方法といえます。

酵素分解法とは

酵素分解法とは酵素の分解作用を生かして、胎盤からプラセンタ成分を抽出する方法です。低温でプラセンタを酵素と反応させ、エキスを抽出していきます。実はプラセンタは熱に弱いという性質があるため、熱を加えて分解する方法では大事な成分が損なわれてしまいます。この点、酵素分解法は酵素が引き起こす自然反応によってプラセンタを分解するので、抽出過程で成分を損ないにくいというメリットがあります。酵素は決まった物質にしか反応しないので、プラセンタ以外の不要な物質を酵素で分解して、プラセンタだけをきれいに抽出することができます。プラセンタが損傷少なく取り出せるので、豊富な栄養素はそのままに高品質なプラセンタが抽出できます。

凍結酵素抽出法とは

凍結酵素抽出法とは凍結酵素抽出法とは、凍結融解法と酵素分解法とを足したものです。酵素分解法は抽出率が高い方法ですが、メーカーの技術力や温度管理体制などに左右されてしまう傾向があります。一方、凍結融解法は凍らせて解凍するというシンプルな方法で便利ですが、抽出率が低いというのが難点でした。そこで、両者のメリットを合わせた方法が凍結酵素抽出法です。凍らせたプラセンタに酵素を加えて分解します。低温で手間と時間をかけて有効成分を守りながらプラセンタエキスを抽出します。熱を加えないので、成分を壊さず高品質を保って抽出できるのがメリットです。ただし、手間と時間がかかる方法なのでコスト高となり、商品の価格も高くなる傾向があります。