プラセンタ4つの摂取方法
プラセンタを体内に摂取する方法としては、主にサプリメント・化粧品・注射・点滴といった4つの方法があります。それぞれ摂取できる場所も違えば、費用や効果、摂取回数などが異なります。どの方法にもメリット・デメリットがありますから、正しい摂取方法をしっかり理解して自分に合った方法を選択するようにしましょう。
サプリメントで摂る
いつでも気軽に摂取でき、継続しやすいのがサプリメントで摂取する方法です。サプリメントは、ドリンク・錠剤・カプセルなどの形になっており、どの形にするかは各メーカーによります。プラセンタを摂取する方法としては、化粧品で摂る方法もありますが、皮膚から摂るのは体内への吸収率がよくありません。効率的に栄養素を摂取するのは難しい方法です。注射や点滴は体内に直接プラセンタを入れるので吸収はよいですが、専門のクリニックを予約してわざわざ受診しなければ受けることができません。プラセンタは体調を整えるものなので継続しやすく、仕事などで忙しくてもいつでもどこでも摂取できるのがポイントになります。この点、サプリメントがおすすめです。
化粧品で摂る
最近では化粧品の中にもプラセンタを含む商品が市販されるようになりました。化粧品やクリーム、美容液などを肌に塗ることで、肌から体内へプラセンタを浸透させる摂取方法です。ただし、化粧品に配合されているプラセンタはそもそも有効成分の含有量が少ないですし、肌から体内に浸透させられる量には限界があります。化粧品だけでプラセンタの効果をしっかり実感するのは、かなり難しいといえるでしょう。そこで、化粧品を使う場合は、サプリメントなど他の摂取方法と併用することをおすすめします。肌からと口から、または血管から直接入れるW摂取で、プラセンタの効果が出やすくなることが期待できます。内側からと外側から、両方からプラセンタを摂取します。
注射で摂る
プラセンタを効率よく摂取するには、皮膚や経口ではなく、体内に直接プラセンタを注入するのがよい方法です。この方法の一つとしてプラセンタ注射があります。プラセンタ注射は医療機関でのみ受けることができますが、直接プラセンタを体に取り込めることと、医療機関では人間の胎盤から抽出したヒトプラセンタを使うこともできるので、人に最も浸透しやすいプラセンタを使って効率よく栄養素を摂ることが期待できます。ただし、プラセンタ注射は行える医療機関が限られておりどこでも受けられるわけではありません。また保険が適用されない自費診療になるため一回あたり比較的高い費用がかかるのが難点で、何度も行うにはコストがかかってしまいます。
点滴で摂る
注射よりもさらに進んだ方法としては、プラセンタ点滴があります。点滴は血管内に直接プラセンタを注入するので、注射よりもさらに高い効果が期待できます。ただし、この方法も限られた医療機関でしか受けることができませんし、注射よりもさらに限定されたところでしか扱っていないのが現状です。プラセンタだけでなくビタミンCなど他の栄養も入れて点滴することが多いようです。保険が効かない自費診療で、プラセンタ注射よりも費用は高くなります。また、自費診療は医療機関によって費用の差が大きいのも難点です。効果が出るまでには数回通う必要があるので、トータルのコストはプラセンタの各接種方法の中でも最も高くなります。また一回あたり30分~1時間かかります。